☆ extra fu ☆  

--- セーラー・カメ デビュー! そのG ---

私はデビュー戦に勝った。日向さんのフィニッシュホールド、雁之助クラッチもバッチリ決まった。
もちろんそれはうれしいのだけれど、でも手放しでは喜べない。
なぜなら私は自分の限界を同時に知ってしまったから。
管理人さん、あなたが私をリングに上げたのはこのことを教えるためだったの・・・?

「やったやった!おめでとうカメちゃん、デビュー戦勝利!ずっと二人で見てたんだよ。」
「うん、ありがとう、なちがみさま。えりスタミナ切れでもうふらふらになっちゃって。」
「最後はいっぱいいっぱいだったな、カメちゃん。意外ときつかったろ。」
「うん10分とスタミナが持たなかったよ。練習の時と全然違うんだもん。やっぱりレスラーの人ってすごいね。60分フルタイムで試合しても
平気な顔してるもんね。毎日こんな試合して強くなっていくんだねえ。えりの体力じゃとてもムリ。よくわかりました。」

試合中、えりの心はもう決まっていた。
「管理人さん、えりのわがままに付き合ってくれてありがとね。」
「気が済んだかい、カメちゃん。」

「うん、もう今日でセーラー・カメは引退。二度とリングに上げてくれなんてわがままいいません。最後に日向さんと同じ技で勝てたのが
一生の思い出かな。なちがみさまも心配かけてごめんなさい。」
「ううん、試合に勝ったじゃない。カッコよかったよ、最後の技。でもちょっと体も小さいし、やっぱレスラーになるのはムリかな。」

「これでよかったのね、管理人さん?レスラーになるのをあきらめさせるためにあえてあの子をリングに上げたの。」
「カメちゃん、一生懸命練習してましたからね。はっきり言ってカメちゃんのこと見直しましたよ。娘。の仕事が終わってから、深夜に毎晩
2時間の練習。体中アザだらけで動くのもキツかったはずなのに、一日も休まず、一度も止めたいなんて言わなかった。」

「自分の夢のためあの子は必死で努力する。娘。の6期オーディション合宿の時を思い出しましたよ。その姿を見てオレは感心し、
最後までマジで付き合ってあげようと思った。人には生まれつき向き不向きがある。もとよりレスラーになんてなれるわけないんです。
でも自分で納得したうえで止めさせないとかわいそうですからね。」

こうしてえりのデビュー戦と引退試合は同時に幕を閉じたのだった。
前座の第0試合、たった100人にも満たない観衆。娘。の亀井絵里がマスクを被って試合していたことなど誰一人知る由もない。
彼らの目にはセーラー・カメのファイトはどう映ったのだろうか。
管理人となちがみと対戦相手の子にだけ印象を残し、セーラー・カメはリングを去った。

そして管理人はといえば、相変わらず今日もデスマッチのリングへと向かう。(終)

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☆ hawaiiyaan nacci ☆

なち「どうも〜。わてがトロピカルなっちだす。」
えり「わてがトロピカルえりりんだす。」
なちえり「二人合わせてハワイヤ〜ン娘。!三代目?」

えり「ねえさん、うちら三代目ですか?二代目ちゃいますのん?」
なち「三代目やろ。まえけんとミキティのコンビがあったやんか。」

えり「まえけん?まえけんゆうたら通天閣におる幸運の神様でっしゃろ。」
なち「カメちゃん、そらビリケンや!!」

なちえり「イヤン、イヤン、ハワイヤ〜ン!イヤン、イヤン、ハワイヤ〜ン!」

えり「ねえさん、何してますのん?何そのラジオみたいなん。」
なち「音楽聴いてるんよ、カメちゃん。これはあいぽっどっていうんや。」

えり「あい?あいぽっど?こんなんちっこいんで音楽なんて聴けますのん?CDはどこから入れるんやろ。」
なち「パソコンから転送して曲を聴くんや。動画も見れるんよ。」

えり「ねえさん、うちカップめんが食べたいんやけど?」
なち「はあっ?それがどないしたんや?」
えり「コレ何回押してもお湯が出えへん!」
なち「ポットやない、ポッドや、ポッド!どこ押してもお湯なんか出るかいな!」

なちえり「うう〜、イヤン、イヤン、ハワイヤ〜ン!イヤン、イヤン、ハワイヤ〜ン!」

なち「は〜カメちゃん、お疲れさま。やっぱ楽しいねえコレ。ハワイヤ〜ン!ハハッ!」
えり「安倍さん、えりも一度でいいからコレやってみたかったの〜。」

なち「でもハワイヤ〜ン娘。って関西弁しゃべってたっけ?なんか違うような記憶も・・・。」
えり「いいんです。なぜなら私はエリックかめりんだから。ヨロチク〜(>▽<)。」

なち「はあっ!?何それ。わけわからんこと言うのねえ、あなた。」
えり「エリックかめりんは女子高生です。亀造の娘ですよ。」
なち「ああ!そういえばそんな子いたなあ・・・。」

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