** cam on nacci **

--- なちがみさまと将軍様 F ---

キム・チョンツル将軍がなっちのファンですって!?」
「そう。彼はデビュー当初からの熱烈ななちファンよ。」

「彼は亡命時代、何度もお忍びで来日しているの。偽造パスポートを使った密入国ですけどね。」
「そういえば何年か前、彼に似た男が成田で拘束され国外強制退去処分になったことがありましたね。ディズニーランドに観光に来たとか
言ってましたが、本当の目的は日本の情報収集とも言われていました。」
「そう。本当の目的はね、モーニング娘。のコンサートを見ることだったの。」
「はあっ!?」

「キム・チョンツル将軍が数人の側近を伴って初めてお忍びで来日したのはモーニング娘。がデビューした頃だったの。
ホテルのTVでモーニング娘。が歌うのを見た将軍様は、すっかりなっちのファンになってしまったの。帰国した彼は娘。ライヴのDVDを取り寄せて、
TVの前で曲に合わせて踊りを練習した。変装してこっそりコンサートを見に来たこともあったの。」
「チョンツル将軍が娘。コンを見に来たって?ヲタと一緒にダンスを踊ったのですか?はああああっ!!」

キム・チョンツル将軍は日本通である。
何度もお忍びで来日し、日本料理を食し、日本のTVに親しみ、日本の雑誌を読んでいる。
そんな彼が大好きだった雑誌がビッグコミック・スピリッツ。
自らの愛読誌であるビッグコミック・スピリッツの巻頭に載ったなちグラビアを将軍様は大切に切り抜いて部屋に飾っていた。---

チョンツルの側近中の側近に朝鮮労働党書記、チェ・ソンヨルという男がいる。
軍部出身の彼は将軍兄弟の秘密を知る数少ない人間の一人である。
ある日チェ・ソンヨルは、自分の部屋でなちグラビアをめでるチョンツル将軍の姿を目撃してしまった。----

チョンツル将軍がなちファンであることを知ったソンヨルは、将軍のご機嫌を伺うため彼の愛読雑誌であるビッグコミック・スピリッツに
なちグラビアをたくさん載せて将軍を喜ばせようと考えた。
ソンヨルは軍の腹心の部下を呼び寄せ、スピリッツ編集長の拉致を決行、替わりに労働党の人間を新編集長に据えたのだった。----

以後、ビッグコミック・スピリッツは他誌の何倍も濃いなちグラビアを何度も掲載することになる。
事情を知らないチョンツル将軍はスピリッツに載るたくさんのなちグラビアを見て無邪気に喜んだという。
これがスピリッツ編集長拉致事件の真相。
すべてはチョンツル本人とは関わりのない、裏の世界で行われたことだった。----

「スピリッツ編集長の拉致を指示したのはチョンツルじゃなかったんですね。」
「彼はそんなことしないわ。彼はとても紳士的でやさしい、そして楽しい、ステキな将軍様よ。」

「管理人もなんか将軍様が好きになってきましたよ。」
「なちファンに悪い人はいないわね、管理人さん。」(続く)


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** 16saino koinante nacci **

"安倍なつみ写真集『タイトル未定』08/22発売!(ワニブックスオフィシャルサイト)"

「ほら、いよいよ来ましたよ、なちがみさま。」
「管理人さんの予想が当たったわね。」
「あさみん日記にあった"仕事で海外に行ってた"というのはやっぱり写真集の撮影だったの。えりも楽しみです〜。」

--- なっち写真集を出すのはキッズネットやワニブックスなのだが、管理人とえりはなっち写真集の編集・出版はなちがみがやっていると信じて
疑わないのであった。----

「お礼を言わないと。ありがとうございます、なちがみさま。」
「えりからもお礼を。ありがとうございます。」
「何で私にお礼するのよ?」

「だってなちがみさまが出してくれるんでしょう?」
「私が出すんじゃないっ!何度言ったらわかるの?なっち女神は写真集の出版なんかしない!!」

「・・・ということで。いやいやまたお楽しみが増えちゃったな、カメちゃん。」
「また壁紙150枚ぐらい作れるね、管理人さん。」
「ええ、ちょっと!何でスルーなの?私が写真集を出版してるんじゃないって言ってるのに!!」

「謙遜しなくてもいいですよ、なちがみさま。わかってますって。」
「はあっ?」
「いい写真集にしてくださいね、なちがみさま。えり、期待してますからぁ〜。」

「何で私に期待するのよ?私が編集するんじゃないってば!ワニブックスの人に言いなさい!」

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